ラップは素材で使い分けるとコスパがよい
飲食を営まれている方にとって食材を空気に触れないようにする食品用のラップは欠かせない必需品です。食品用のラップには、いくつか種類があって、コストパフォーマンスや用途に合わせて使い分けることが必要です。
いくつか材質を見ていくと
ポリ塩化ビニル（PVC）のラップは、密着性が高く透明度が高いので、スーパーのパックや汁物の出前の際に使用されています。ただし、ポリ塩化ビニルは塩素を含んでいるので、燃やすと塩素ガスが発生します。また、添加物も使用されているラップです。
ポリ塩化ビニリデン（PVDC）のラップは、水分や酸素、ニオイを通しにくいので、生物やニオイのあるものに使用すると効果的です。ポリ塩化ビニリデンのラップは塩素系で燃やすと塩素ガスが発生することと、添加物が含まれていることも認識しておきましょう。
ポリエチレン（PE）のラップは、低価格で燃やしても環境にも優しいことと、無添加で作られていることがメリットです。油を含んだものを電子レンジで加熱した際に110℃以上になるとラップが溶ける可能性があります。
ポリオレフィン（PO）のラップも環境に優しく無添加であるところが特徴です。
用途に合わせてラップを選択することが第一ですが、大量に使う業種だからこそ、できるだけ環境に優しいラップを選ぶことも大切です。
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